イロトリドリの日々〜転妻、育児、ソーイング〜

転勤族の夫を持つ、みのりのブログです⚘8歳と5歳、2人の育児中。ミシンソーイングが趣味。家事育児の手間を省いて、機嫌よく過ごしたいアラフォー専業主婦です。

スッキリの不妊治療特集を見て。その2

こんばんは、みのりです。

 

だいぶ時間が経ってしまいましたが…

 スッキリの不妊治療特集を見て、の続きです。

 

minori-365.hatenablog.com

 

 

day3 不妊治療のその後を観て

陣内貴美子さん

検査のやめ時についてのお話

不妊治療を39歳から6年ほどされていた陣内貴美子さん。

人工授精、体外受精、顕微授精とステップアップして行き、

45歳の誕生日をもって治療を終了されたそうです。

 

印象に残ったのが、治療のやめどきを電車と駅に例えたお話。

電車に乗って目的地に行くと駅がある、そこに必ず赤ちゃんが待っているだろうと思って駅に着いたら、赤ちゃんはいない。

 

次の駅に行ったらいるかもしれないと進んで行っても赤ちゃんはいない、

その繰り返しで降りる駅が分からなくなってしまう

 

これは本当にその通りだと思いました。

これだけ頑張ったら授かれるという保障がないのが不妊治療です。

 

我が家は治療を始める前に、どこまで治療を続けるか夫婦で話し合いました。

経済的な事情などを鑑みて、ひとまず人工授精まで頑張ってみようという結論になり、

結果、タイミング療法で授かることができました。

 

ですが、もしタイミング療法でも人工授精でも授かることが出来ていなかったら、

そこで電車を降りる(治療をやめる)決心がついたか自信がありません。

 

やめる決断というのはどれだけ勇気がいったことだろうかと想像するだけで胸がギュッとしました。

 

不妊治療の知識を知っていれば…

ところで、陣内さんが治療を始める前に2年、更に初めはタイミング法と人工授精を3年、

なかなか授からずそこで初めて検査をして卵管がねじれていて受精ができない事が発覚したのだそうです。

 

結婚してから5年経った、42歳の時に不妊の専門病院にかかる事になったとお話ししていました。

 

初めから不妊の専門の病院に行っていればとか、初めに卵管の検査をしていたらとか…

陣内さんも思ったのではないかな…と想像しました。

 

こういう話を聞くと、大人になる前に、避妊の事ばかりでなく、

妊娠しづらい人もいるという事を学校や家でも伝えられるといいのではと改めて思いました。

(一つ前の記事でも同じことを言っていますが)

 

そして、もっと婦人科に行く敷居が下がれば

不妊で悩む前に何かしら手を打てる場合もあるのではないでしょうか。

 

私の話になりますが、生理が始まった中学生の頃からずっと生理不順で、

不妊治療を始めるまでは年に3回ほどしか来ませんでした。

 

高校生の時に母に相談し、私なりに勇気を出して近所の婦人科に行ったら、

話だけ聞いて検査などもされず、まだ生理が始まって数年だし様子を見ましょうと言われて終わりでした。

 

大学生になっても生理の周期は整わず、別の婦人科に行くと、

特に今妊娠を希望していないなら様子を見てみたらどうですか、と言われて終わり。

 

そして、結婚して妊娠を希望した時に不妊治療専門の病院に行って、

今までの通院の経緯を話すと、先生に言われたのは「今まで何も検査せず、妊娠したくなったからうちの病院に来たのねー」という言葉でした。

 

その言葉は合っているのですが、傷つきました。

何もしてこなかったのね、という風に聞こえて。

 

私なりに気にはしていて、病院にも行ったのになぁ、と…。

様子をみるか、検査しておいた方がいいか判断する為の知識を得る機会がなく、育ってきた私。

 

生理不順が妊娠しづらいかどうかも詳しくは知りませんでした。

でも、何となく身体に良くはないのだろうなと不安になって、婦人科に行きました。

 

なのに、高校生の時と大学生の時に行った婦人科では

この生理不順が将来妊娠しづらい可能性があるよということすら言われず、そのうち整うと思いますと言われたのです。

 

学生の私はお医者さんが言うのだから、そういうものなんだろうとそのまま受け取りました。

 

もし学生時代にもう少し知識があったら、治療をしないまでも、

卵子の質を整えるために睡眠をしっかり取るとか、食生活の改善とか、

冷えとりとか、将来の自分の為にできることは様々あったかもしれないと思うのです。

 

陣内さんも妊娠したいかどうかに関わらず、早い段階で自分の身体は一度は診てもらった方がいいと仰っていて、

それは本当にそうだなと共感しました。

 

自分たちの身体が妊娠しやすいのかどうかを検査するブライダルチェックというものがありますが、

それがもっと一般的になったら、不妊に悩む人は減るのではないでしょうか。

 

長くなってしまったので、武内さんのお話はまた改めてまとめたいと思います。