イロトリドリの日々〜転妻、育児、ソーイング〜

転勤族の夫を持つ、みのりのブログです⚘8歳と5歳、2人の育児中。ミシンソーイングが趣味。家事育児の手間を省いて、機嫌よく過ごしたいアラフォー専業主婦です。

【読書記録】ファミリーデイズ 瀬尾まいこ

おはようございます!

前の記事で触れた、嫌われる勇気のレビューが遅々として進まないのですが、

先日、瀬尾まいこさんのエッセイを読んだので、まとめておこうと思います!

 

この本を読みました

作者は、瀬尾まいこさん

瀬尾まいこさんは、中学校の国語の先生をしながら作家をされていましたが、

2011年に退職し、その後結婚・出産されたそうです。

 

私は、昔から瀬尾さんの作品が大好きで新作を見つけると買って読んでいたのですが、

自分が出産してからというもの、本屋さんに足を運ぶことが減り、

瀬尾さんが結婚・出産をされていた事を今回初めて知りました。

ご出産されていたのが5年以上前だったとは…!

 

とても大らかで前向きな瀬尾さんのご主人がどんな方なのか、

瀬尾さんはどのようにお子さんを育てているのか

知りたくて読んでみました!

 

ファミリーデイズの感想

瀬尾さんの温かい眼差し

この本はエッセイで、

瀬尾さんの結婚・出産・子育てについてが描かれています。

 

瀬尾さんの娘さんに対する眼差しが温かく、

私もこんな風に子どもとの日々を慈しんで過ごしたいと思いました。

 

最近は、二人の子育てに余裕がなくて日々カリカリして、

特に、上の娘に怒ってばかりだったので反省しました。

子どもに必要以上に「私の思い通りに育って欲しい」

と思ってしまっているのだなぁ…と。

 

瀬尾さんも、もちろん娘さんの事を心配して色々検索されていたり、

私と同じだーと思う所もありましたが、

どんな子どもになって欲しいというような気持ちはあまりなく、

どんな性格でもそれぞれ素敵な所があるという事をエッセイの中でも書いていて、

お子さんの日々を穏やかに見守っている様子が

素晴らしいなと思いました。

 

旦那さんも魅力的

瀬尾さんも大らかな方のようですが、

旦那さんもまた大らかでのんびりなタイプのようで、

その二人に育てられている娘さんは幸せ者だなぁとしみじみしました。

 

娘さんは、そんな二人に育てられているからこそ、

周囲にもやんちゃと言われるくらい自由に過ごしていられるんだろうなぁ…。

 

私も、私の無理のない範囲で

子どもたちの気の赴くままに過ごせるように見守りたいと思いました⚘

 

特に好きだった所

全体を通して、笑ったりうるっとしたりしながら読みましたが、

特に面白かったのは、「保護者1年生」というお話。

 

教師をしていた頃に保護者の方たちに助けられたという瀬尾さんが、

お子さんを幼稚園に入れて自分が保護者になった時の

張り切る姿を描いたものです。

 

あまりの張り切りように、読みながら声を上げて笑ってしまい、

隣にいた夫に怪訝な顔で見られました(笑)

 

そしてホロっとしたのは「すぐそこには、無数の手」。

インターネットで心配事を検索して先輩ママのアドバイスに励まされたり、

見ず知らずのおばちゃんに助けられたりする

瀬尾さんの体験談が書かれています。

 

子どもができて、

周りには沢山手が差し伸べられているのだと感じた瀬尾さん。

これはその通りだな、と私も思います。

 

子連れで公共交通機関に乗る時に嫌な目に合った事はほとんどないですし、

むしろ席を譲っていただいたり、優しく声を掛けていただいたりする事も。

世の中は温かいなと感じる機会が増えました。

 

子どもたちにも、世の中は悪くないと思って生きていって欲しいし、

自分も周りの人に手を差し伸べられる人になりたいと思いました。

 

特にこの本は子育て中の人には共感できるお話も多く、おすすめです。

1編が短いので、家事育児の合間にも読みやすいと思います。

 

瀬尾さんの本を久しぶりに読んで、改めて瀬尾さんが好きになりました!

まだ読んでいない瀬尾さんの作品も読みたいと思っています♪